身体に良い塩の見分け方
- 藤下昌子
- 2024年4月19日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年4月21日
簡単な 塩の見分け方 をお話します
まず、以下の3種類あるのを覚えといてください。
★天然塩
加熱処理していない、太陽の熱や風で乾燥させた塩。

★精製塩
電気分解によって塩化ナトリウムを99%以上含んだ塩。

★再製加工塩
天日塩を日本の海水で溶かして加熱処理して再び結晶化した塩。

では、どうやって天然塩を見わけるか?
天然塩は、海塩・岩塩・湖塩、その名の通り天然の塩です!!
中でも、光の塩・天の塩・地の塩は、ミネラル豊富な還元塩です。
こちらを見てね↓
お店に行ったら、まず、塩のパッケージ裏をみて下さい。
製造工程をチェック!
そこで「イオン膜」と書いてあれば天然塩ではありません。
精製塩です。
なぜなら、電気分解しているからです。
電気分解した塩は、塩化ナトリウムが多くなってしまうので、天然とは言えないです。
工程がイオン膜で、成分表に100gあたり塩化ナトリウムが99gと、書いてあれば、「精製塩」確定です!
99%以上塩化ナトリウムが入った商品は、精製塩99.5%、食卓塩99%以上です。
精製塩の作り方
ザックリ説明します:
1. まず海水をイオン膜で電気分解します。
2. 電気分解された塩は塩化ナトリウムとミネラルに分かれます。
3. その塩化ナトリウムだけを集めたものが精製塩なのです。
ちなみに、塩化ナトリウムがどれだけ入っているか?
計算式があります!
ナトリウム〇〇g×2.54=塩化ナトリウムの量
つまり、ナトリウムの量が39gで塩化ナトリウムが99gになります。
それでは次に
≪再生加工塩の例を挙げてみます≫
「瀬戸のほんじお」
塩化ナトリウムが90%ですから、
「瀬戸のほんじお」は極めて精製塩に近い再製加工塩なのです。

「瀬戸のほんじお」は精製塩にミネラルを添加しています。
成分表だけ見ると、ミネラルを多く含んでいますので、
一見、天然塩?と思われがちですが、
工程を見ると
· イオン膜
· 立釜
· 高温焼成
と書かれています。
「伯方の塩」
パッケージに天日塩(メキシコまたはオーストラリア)
と書かれています。
これは、メキシコやオーストラリアの塩田で作られた、
天然塩(天日塩)を使っているということです。
成分は:
· 塩化ナトリウム 95.2g
· ナトリウム 37.5g
· マグネシウム 100〜200mg
· カルシウム 50〜200mg
· カリウム 50mg
じゃあ、伯方の塩はメキシコ産なの?天然塩なの?
と思われるでしょうが、違います。
伯方の塩の原材料を見ると次のように書かれています
原材料名:
· 天日海塩
· 海水
海水が「にがり」にあたります。
伯方の塩は、まずメキシコ産の天日塩を輸入します。
そして、工場で一度、海水につけて溶かし、
砂や汚れを洗い流します。
それから、加熱処理して再び塩にしている再生加工塩なのです。
製造は日本ということです。
「天日海塩」に「にがり」を後から追加して作られた
再製加工塩です。
*通常の再生加工塩は天日海塩に粗製海水塩化マグネシウムを入れて作ります。
なので、伯方の塩は再生加工塩とはいえ、自然のものを使用しているので体には優しいですね。
塩化ナトリウムが99%以上ある天然塩もありますので、成分だけを見て、精製塩と判断しないように気をつけましょう。
今日は、身体に良い塩の見分け方についてでした
これからほぼ毎日、塩についてブログをアップしていくので
どうぞ楽しみにしていて下さいネ。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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